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助けてー、アンパンマーン!
違います。
彼女、浦和うなこちゃん。
知ってます?
うなぎは浦和の名産物。
江戸時代。
賑わう中山道。
浦和一帯は沼地が多く、うなぎを含めた川魚がよく捕れた。
旅人はうなぎに舌鼓をうち、次第に周辺にうなぎ屋が増えていった。
いや待て、そんな沼。
浦和にあったっけ?
そう、うなぎが捕れたのは今は昔。
もちろん、今の浦和にうなぎが捕れる沼なんてないんだけどね。
「浦和のうなぎ」ってのは、あくまでその名残のようなもの。
そこで冒頭の「浦和うなこちゃん」。
どうやら町おこしとして「浦和のうなぎ」を盛り立てていこうとしてるらしいんだよね。
■ 3500円は果たして高いのか、安いのか?
「浦和のうなぎ」
なにやら気になるその響きに惹かれて、お邪魔した。
新装したばかりの「うなぎ むさし乃」。
3500円。
特上うな重、漬物、お吸い物。
さて、この値段、高いのか安いのか。
うなぎっていくらまでなら払っていいか、実はよくわかってない。
程良い香ばしさ。
やわらかい白身がおいしい。
主張しすぎないタレと欠かせない白米。
THE うな重。
上質なうな重以外の何物でもない。
良くも悪くも裏切ることは決して無い。
完成された、完成されすぎた一品。
その意味で驚きはない。
ただ、幸せはある。
美味しいものを食べたという幸せ。
3500円…より多めの幸せ。
うん、やっぱり3500円は高くはない。
そう思える味だったな。