■ クエスト概要 ■
男三十路ともなれば体力は衰え、動きは鈍くなり、腹が出る。
いかん、そんなことではいかんぞ。ここがオッさんとの分岐点。
あらゆる手段を使い、体の錆を落としていこうじゃないか。
いかん、そんなことではいかんぞ。ここがオッさんとの分岐点。
あらゆる手段を使い、体の錆を落としていこうじゃないか。
■ 勝利条件 ■
体幹トレーニングを試し、シャープな体を手に入れるのじゃ!■ これまでの道のり ■
1.腹凹ダイエットを2週間やってみた2.体幹トレーニングを1ヶ月やってみた
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おっさん化は体のシルエットに表れる。
前回の腹凹ダイエットで腹の出っ張りは多少改善された。
でもまだだ。
二の腕、尻、まだまだ弛みきった部分は多数。
完全に味をしめた僕は「体幹トレーニング」により全身のシルエット改善を狙うのであった。
【体幹トレーニングとは?】
サッカー日本代表の長友の身長は低い。
公称170cm、恐らくこれよりもっと低いはずだ。
それにも関わらずイタリアセリエAの屈強な選手と互角に渡り合う。
そこには体幹トレーニングが関わっている。
これは有名な話。
じゃあ、そもそも体幹トレーニングってなんだろう?
体の体幹、すなわち体の中心を鍛えるトレーニング。
体の中心といってもだいぶ漠然とした言い方だけど、「体幹」に明確な定義はないらしい。
大抵は胴体の筋肉を指し、主に骨盤、背骨などを支えるインナーマッスルと捉えられているよう。
この筋肉を鍛えることで、骨格が正しい位置に戻り、姿勢がよくなる、バランスがよくなるなどの効果がある。
ジムにあるようなトレーニングマシンはアウターマッスルが主に鍛えられる。
(つまり「隆々とした筋肉」って表現の分かりやすい外側の筋肉ね)
そのため、インナーマッスルは別のアプローチで鍛える必要があり、その鍛え方が体幹トレーニングなのだ。
【長友式でやってみた】
上にも書いてるけど僕が体幹トレーニングと聞いて真っ先に思い出すのが長友。
だから素直に長友のトレーナーが書いている本をお手本にトレーニングしてみることにした。
体幹力を上げるコアトレーニング | |
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イメージは筋トレとストレッチの間。
ちょっとキツいポーズで体を固定したり、腹筋チックな動きをすることで、必要な筋肉が鍛えられる。
メニューは初級、中級、上級、動作(スポーツ)別。
初級は運動能力をほとんど問われないようなメニューで、誰でも可能。
中級から一部メニューで結構しんどいものが加わり、上級はまさにトレーニングそのもの。
ちなみに中級ぐらいになると普段使わないような筋肉を使うこともあり、はじめの方はちょっとした筋肉痛まで。
トレーニングのやり方は1種目ずつ連続的な写真が並ぶ。
その上でその姿勢の間違いがちな部分を文章で補足してるから分かりやすい。
たぶん独学でもしっかりしたトレーニング姿勢を取りやすいと思う。
僕もきっと取れてるはず…。
ここはトレーニングしながら鏡をチラ見するなどの工夫が有効。
どれも(急げば)15分ぐらい、通常30分ぐらいで終わるようになっている。
【1ヶ月やってみた】
初級は1週間ほどで卒業。
余裕をかまして2週目から中級に移行。
週にだいたい3回程度、継続的に1ヶ月やってみた。
そして1ヶ月。
明らかに体が変わってきた。
お尻が小さくなってきた、二の腕の弛みがなくなってきた。
背筋を伸ばすことが苦じゃなくなり、自然と姿勢が良くなった。
僕は普段運動をしません。
だから定期的に運動をすれば、どんな運動でも効果があるのは間違いない。
ただ、効果の実感がこれまで感じたことのないものであるのも間違いない。
一時期ジムに通っていた時は、体の見た目が変わっていくことが嬉しかった。
今回は見た目はそこまで変わらないものの、衰えていたものがもとに戻っていくような感覚とでも言えばいいのかな、そんな実感。
ひとまず3ヶ月、上級編までこなしてみようかと思う。
あ、ちなみに前回の腹凹ダイエット同様、今回のトレーニングでも体重は減りませんでした…。